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Slow Books ~コトバのあや~

Slow Books ~コトバのあや~

高垣亜矢がおすすめする本です。


日本人が奏でる『コトバの音符』。言葉が織りなす模様“言葉の文(あや)”日本人が使う巧みなコトバ、本の中に見え隠れする「コトバのあや」
本をじっくりと読んでいると、その中に光る作者の巧みなテクニック。高垣亜矢さんの視点で捉えた“コトバのあや”を紹介します。

2011/03/13 更新

Slow Books ~コトバのあや~


高垣亜矢がおすすめする本です。


フィクション

ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

著者:クレア・キップス【著】・梨木香歩【訳】

出版社:文藝春秋

定価:1,500円

ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

 1953年にイギリスで出版され、欧米で大ベストセラーとなったノンフィクション。
 
 第二次大戦下のロンドン。瀕死の小スズメを拾った老婦人が、あふれんばかりの愛情をもって12年と7週と4日間共に暮らし、最期を看取ります。
 “小さな皇帝”クラレンスの存在は、著者だけではなく、爆撃機の襲来に怯える人々の希望の光でした。
 梨木香歩さんの優しい訳、酒井駒子さんの凛とした装画で、いっそう心温まる1冊となっています。

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