「公文書改ざん」「不適切データ」「セクハラ発言」など、2018年は官僚の不祥事が相次いだ一年でした。
そのような事態を憂慮して、2002年に刊行され官僚のバイブルと評判になった「役人道入門」が新装版として復刊されました。著者の久保田氏は大蔵省の官僚
として勤めあげられた方。
文章論、交渉論、組織論、健康論など、高級官僚として長年培ってきた仕事上の知恵と技法を、後輩である役人（官僚）に残しておこうと執筆された本です。もちろん役人でなくとも仕事上の役立つヒントが満載。官僚の劣化はまさしく国の劣化とも言えます。2019年こそは再生の年にしたいですね。