昔は大家族で自分だけの部屋への憧れや、トム・ソーヤの冒険の世界に憧れて、近所の材木置き場などで自分だけの空間、いわゆる秘密基地を作った人も多いのではないでしょうか。

本書はそんな秘密基地の作り方を紹介した本。
子ども時代に友だちと一緒に作業をしたり、役割を分担したりなどの社会性を学べたり、危険なことに敏感に反応できる能力を身につけたり、自分の力で考える生き生きとした発想力を養えたりと、秘密基地を作るということは、遊びながら成長できる。

現在は中々秘密基地をつくりにくい時代。それでも今の子どもに秘密基地作りを通して学べる生きる力を身につけてもらいたいと思います。
大人も子ども時代を思い出し、ワクワクしながら読める内容となっております。