2年も続くと思わなかったコロナ禍、北京冬季五輪でのロコ・ソラーレの泣き笑いの活躍、そして強大国による隣国侵攻ニュースと、気持ちの休まる日がありません。

啓文社店頭で展開している「プレミアムな読書体験をプレゼントに」をテーマにした「プレ読」フェアの中の一冊が気になり、頁をめくって目に飛び込んだ言葉。

『幸せが自分の外にあるように思うのはアホ、外にあるのは幸せそのものではなくて、幸せの理由だけ…』

周りの事柄に一喜一憂ばかりする自分を少し反省しました。心穏やかには難しい世の中だけど。

御年90歳の谷川俊太郎による「幸せ」論。詩人生活70年にして初めて「幸せ」を主題にした本とのこと。「しあわせ～って何だっけ」と感じている人にとって処方箋となりそうな一冊です。本書を手にされたら白いブックカバーを一度取ってみられる事もおすすめします。