運転免許の更新に行きました。無事故無違反なので免許証はゴーーールド！
記念すべき還暦の年に喜ばしいことです。

この調子でいけたら次は5年後なので65歳、その次は70歳、そして・・・
私もあと3回後の更新時には必要となります。このごろ毎日のようにお尋ねがある認知機能検査の問題集。
最近検査内容が難しくなったようです。新刊も多数発行され、もちろん皆さん最新版をお求めになられます。

明日からは「先輩がんばってください！」と心の中で応援しながら売場までご案内しよう。
と思った今日の人生。

運転免許をとったのは昭和59年（1984年）、大学4回生の時です。同学年の中でも一番遅い方でした。
大学生最後の夏休み、実家に帰って教習所に通いました。ちなみに今日免許更新に行った運転免許センターが試験場で、尚且つ当時は自動車学校でもありました。
なので「久しぶりに母校に帰ってきた～」というコントを思い出し、ニヤニヤ（講習中にいけんじゃろ～）していました。

自炊の下宿生活でしたので、朝昼晩と母の料理を食べながら「やっぱ三食昼寝付きの実家はええな～」と感じていたことを思い出しました。
残念ながらもう母の手料理は食べられません。ふと、大学生だったあの頃の母は、今の私より10歳も若かったんだな～と考えていたら、自分が母の年齢を超えようとしていることにも気づきました。

母が経験できなかった60歳代。私は愉しんでもいいんだよな・・・
と思った今日の人生。

『今日の人生』　益田ミリ　ミシマ社
ただただむなしいとき、おいしいものにであえた日、 年齢を感じる瞬間、町で出会った人、 電車の光景、そして肉親との別れ。
２コマで終わる「今日」もあれば、８ページの物語になる「今日」もある。 「今日の人生」の積み重ねが私の人生…。

本書ではなくて申し訳ないのですが、益田ミリさんの『ふつうな私のゆるゆる作家生活』（文春文庫）のなかに、エッセイを書く時のイメージ図？のようなものが描かれています。

３０００字のエッセイも８００字のエッセイも同じで、ひとつのエッセイの全体が一個の〇マルで、最初のエピソードが右に、中盤に書くエピソードが中央、そして最後のエピソードが左にのっている。
そしてそれが、少しずつ文章になって全体をうめていく・・・

実はコラムを書く時の参考にさせて頂いています。

なので「ミリ姉さん」と呼ばせてください！
と思った今日の人生。