“とりあえずなんにでも「かわいい」と言っている自分の生活を振り返り、ここらへんで、「かわいい」に出会い直してみようと思ったのだった―”
本作は著者の益田ミリさんが“かわいい”と思うものを紹介していくコミックエッセイ
です。
絵かきうたのメロディ・猫のしっぽ・各家庭によって違うおにぎりの形など、懐かしさを誘うものから、言われてみれば確かに！“かわいい”と気づかせてくれる著者・益田さんの発想に共感がとまりません！
普段何気なく口をついて出る「かわいい」。―単にその一言で終わらず、さらに語源・成り立ちについて深堀りしていくと、より可愛らしさが増すのだと気づかされました。
読み終えた後、友人・家族と「かわいい」モノ・コトについて語り合い、探したくなること間違いなし！