今やビジネスパーソンの頭に刷り込まれている「PDCA」。しかしながら、時代の変化でこれまでのマーケティング手法が十分に機能しなくなってきている現在、PDCAを回したからといって成功が約束されるわけではありません。
本書はP&G、ソニーで活躍し、米国デザインスクールで学んだ「戦略デザイナー」である著者が、「戦略からはじめない」、つまり「根拠のない直感・思い込み」や「人に理解できない感性・ビジョン」からイノベーションを起こす思考法について具体的に解説しています。他人から指示されて動くばかりの「他人モード」の日常から、自分の直感に基づいて生きてみる「自分モード」への転換の重要性が語られています。
「PLAN」に時間をかけ、綿密な戦略を立ててから「DO」に移るという流れを一度見直し、「直感を論理」につなぎ、「妄想を戦略」に落とし込む手法を本書でご確認ください。