BOOK MEETS COFFEE　の7-8月のテーマは、『おとなもこどもも自由研究』
セレクトされた10冊の本のうち、1冊を紹介！！

2ヶ月で10冊のセレクトから題名で、海月的に面白そうなのを3-4冊選んでいつも紹介させていただいてます。
まず、自分で選んで読まない本が多く、こんな本があるのかといつも楽しみ。
この本も　紹介されなかったら読んでないし、読んで面白かった1冊。
本と出会えるカフェ　その通りだなぁと自画自賛（笑）

イギリスの小さな町に住むピップ。
ピップは自由研究で、自分の住む町で起きた5年前の１７歳の少女の失踪事件を調べて始めた。その事件は、交際相手の少年（サル）が彼女を殺して、自殺したとされ決着していた。
しかし、ピップは彼が犯人とは信じられず、自由研究を口実に事件の究明をはじめる。
関係者にインタビューをするたびに、新事実が判明し、次々と疑わしい人物が浮上する。

ピップが、サルを犯人だと信じていない理由
ー彼は、私のヒーローだからー
彼女の父は、ナイジェリア人で、それを理由に小さいころいじめられた。
その時に　声をかけ、助けてくれたのがサルだった。
ピップは、いつも　公平な視点でものごとを見続けることを大切にしていた。
それを教えてくれたのは、サルだったから。

読み進めていくうちに　こちらものめり込んでいる。
犯人に脅されても　自分を信じて、前に進んでいく彼女の勇気が素敵でした。