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佐々木大佑 がおすすめする本です。


啓文社全店のスタッフが不定期に更新する「スタッフおすすめ」コーナー。 最新書き込みから順次表示しています。

2022/11/20 更新

スタッフのおすすめ


岡山本店

佐々木大佑

がおすすめする本です。


コミック

ぼっち・ざ・ろっく!①~④

著者:はまじあき

出版社:芳文社

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ぼっち・ざ・ろっく!①~④

アニメがきっかけでこの作品を知りました。超面白い。普段この手の可愛い女の子が表紙を飾るような漫画は何か気恥ずかしくて買えないのですが、そんなのどうでもよくなって買ってしまいました。そのぐらい今勢いのある漫画だと思ってます。

後藤ひとり。通称ぼっちちゃん。友達ゼロ、コミュ障、ド陰キャな彼女がギターとの出会いをきっかけにバンドを組み、文化祭でライブして、ちやほやされて…と、そんな夢物語は全部ぼっちちゃんの頭の中の話。現実は甘くない!人前で演奏できるくらいに練習している間に中学生活は終わり、ライブには出れず、バンドメンバーも集まらず、てか、そもそも三年間友達が一人も出来なくて…。(あれ?書いてて涙が)

そう、この漫画で描かれるのはいわゆるキラキラした青春だけではないんです。だからこそ、「いや自分、根暗なんで…。スタバとか無理なんで…。」と普段自分を陰キャだと思っている人には刺さるかも。僕にはギターを弾くという選択肢はありませんでしたが、ぼっちちゃんの捻くれた思考回路が、陰キャ特有のマインドが、よーくわかる!(いざ、共感性羞恥の向こう側へ!)共感に近い笑いと少しの塩味。塩辛すぎて「やめろ。それは俺に効く…。」と、ぼっちちゃんと一緒にのたうち回ることもしばしば。イソスタは無理なんです。なぜなら陰キャだから…。

そんな拗らせちゃってるぼっちちゃんが遂にバンドメンバーと出会い、いかに成長していくのか。思わず、「ぼっちちゃん、顔やばいって」と突っ込んでしまうこと間違いなし。ギター、バンド、絆、そして青春コンプレックスとの戦いから目が離せません。

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