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陸に住む海月 がおすすめする本です。


啓文社全店のスタッフが不定期に更新する「スタッフおすすめ」コーナー。 最新書き込みから順次表示しています。

2022/12/29 更新

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陸に住む海月

がおすすめする本です。


文庫

火狩りの王

著者:日向理恵子

出版社:KADOKAWA

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火狩りの王

祝 文庫化!!
そして、祝2022年。海月のおすすめ本 100冊目。
多分・・・・・(-_-;) 
こういうところが いけないんだよ と子供の声が聞こえる。
数えてみたので、大丈夫。うん
だんだんと、子供に怒られることが多くなるこの頃。

さておき、お正月に読む本はお決まりでしょうか?
お仕事がある方々もいらっしゃるとは思いますが、
まだ、予定のない方、こんな時は、いつも読まない長編小説はいかがでしょうか?
今回 ご紹介する本は、文庫化したのですが、
まだ、2巻までしか出ておりません。
単行本は、全4巻+外伝まで。

人類最終戦争後の世界。
大地は黒い森に覆われ、人類は天然の火に近づくと体が内側から燃え上がる「人体発火病原体」に冒されていた。
この世界で人が唯一安全に扱える〈火〉は、黒い森に棲む獣、炎魔を狩ることによって得られるものだけだった。
森に囲まれた小さな村に生まれた11歳の少女・灯子は、ある日、村の外に薬草を取りに出かけ、炎魔に襲われる。その時、火狩りに助けられるが、その火狩りは、炎魔と相打ちしてしまい。
その火狩りの遺品を届けに首都へと・・・・。
機械工場が立ち並ぶ首都で暮らす15歳の少年・煌四。
母親が亡くなり、病弱な妹とを抱え、途方に暮れていた・・・・・。

そんな中、炎魔を狩ることを生業とする火狩りたちの間でひそかに囁かれる噂があった。
「最終戦争前に打ち上げられ、長い間虚空を彷徨っていた人工の星、千年彗星〈揺るる火〉。その星を狩った者は、火狩りの王と呼ばれるだろう」--。
千年彗星〈揺るる火〉とは何なのか。
「火狩りの王」の伝説に秘められた世界の真実とは?

火が人間の自由にはならない世界で11歳の灯子と15歳の煌四の物語が始まる。
壮大なファンタジーの幕開け。
重厚感のある話で、読みごたえは十分だと思います。
WOWWOWで、1月から アニメ放送されるそうです。
予告映像は、とてもきれいですが。
未加入のため、見れないのが つらい~。

啓文社のおすすめコーナーで紹介した本は、今日までに336冊。
来年の目標は、1日1冊 年間365冊以上にはしたいと思います。
来年も『おすすめの本』をよろしくお願いいたします。

皆様が、素敵な本に巡り合いますように。
そして、啓文社が少しでもそのお手伝いができれば、幸いです。
どうぞ良いお年をお迎えください。

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