魔術というと構えてしまうかもしれないが。
歴史の教科書にも載っている「錬金術」なども、魔術。
おまじないも　魔術。
と、なると意外と身近に存在しているのである。

本書には、透明人間になれるという呪文が書かれている。
そう、誰もが一度は夢見る　透明人間。
2種類あった。
１、１月の土星の日と時間に王冠を被った男性の蝋人形を作る。そして。。。。
すでに、１月はとっくに過ぎ、来年までは出来そうにない。
2、水曜の夜明けに屍者の頭蓋骨の両目・両耳・両鼻腔・口に黒豆を各１個入れる。
黒豆は用意はできるが、頭蓋骨は、まず無理である。
やはり、簡単には出来ない。
その他にも　ホムンクルスを作る方法もあるが、これもおすすめは出来ない。
空飛ぶ薬も、現在の日本で作ると警察に捕まってします。
残念であるが、なかなか実行は出来ないようである。

そして、意外だったのが「エクソシスト」という方々は、現在、「国際エクソシスト協会」という組織があり、ちゃんと公認されて存在しているそうだ。
カトリック系の神父が特殊な訓練を受けるとなれるそうです。
イタリアでは、年間５０万件も依頼があり、エクソシスト不足ですべて　対応ができていないそうで。
再就職として、考えてみるのも手だが・・・・
悪魔を見たことがないので、無理だと思われる。

読み進めるごとに　某アニメの元ネタがあったりと、とても面白い。
ただ、魔術というものが、使えそうにはなく残念である。