笑点の緑の着物でおなじみ、に、なりましたでしょうか？
落語家　桂宮治さんの初めての自叙伝です。

熱量高めで豪快な落語でいつも大爆笑をかっさらっていく宮治さんですが、
前職は実演販売のセールスマン。
全国トップクラスの売上を上げる超優秀なビジネスマンが、30歳を過ぎてから突然落語家に弟子入り。
二つ目になったとたんにNHK新人落語大賞優勝。
あっという間に抜擢真打、そして笑点をきっかけに全国区の人気者に。
まさに令和のシンデレラストーリー。

みんなに愛される宮治さんが出した本、なのにタイトルは「噺家人嫌い」

豪快に見えて実は繊細、人はこれを「ギャップ萌え」と呼ぶのかもしれません。

落語家は、芸だけでなく人間としてもチャーミングな人ばかり。

落語や演芸の好きな方はもちろん、落語はあまり詳しくないんだけどな、という方にもおすすめできる一冊です。

ぜひ一度お手に取ってみてください