名探偵ホームズが、ヴィクトリア朝京都で迷走！？
森見劇場、開幕！！

もうこんなん書いてあるだけで読まずにはいられない。
本家はもちろん、時代や場所、性別が変わっても、どんなシャーロック・ホームズであろうとも追いかけたいのです。

まず、舞台は京都。それなのにヴィクトリア朝時代のオリジナルのホームズの世界がなんでかしっくりはまり込んでしまいます。
寺町通221B、京都に住んだことのある人が二人とも『あぁ～…』と納得されていました。
わからんけど、とってもぽい、そうです。
そんな、京都の寺町通22Bに立て籠もる名探偵…いや、もはや迷探偵というべきか。
大スランプに陥ってしまったホームズ。そして名探偵の事件解決がなければお役目もなく小説の発表もできない助手兼記録係のワトソン。
元・名探偵に替わり新しい名探偵＆助手も現れて、宣戦布告されます。それがまた素敵で、まじでこの名コンビの活躍がもっと見たい！スピンオフ希望！

名探偵シャーロック・ホームズは、自身のスランプという難事件を解決することができるのか。
名探偵の危機に、助手であるワトソン博士はどう立ち向かうのか。
わたしの大好きな名探偵＆相棒。
これ以上ない至高のバディ。
友情を超えた友情。
これが信頼という形の完全体。
小学生以来のわたしの濃ゆいホームズ観(妄想…？)を決して裏切らない、シン・シャーロック・ホームズ譚です。
まじでシャーロック・ホームズ。
京都でも、ロンドンでもいい。
この世界のどこかで、いつまでもわちゃわちゃと暮らしていて欲しいです。