ドーナツを、穴だけ残して、食べる…？？？

この難問に挑む、大阪大学の教員たち。
理系、文系、さまざまな分野からまじめに論じられてゆきます。

わたしひとりだったら『ドーナツの穴？そんなの残せるわけないじゃん。なにそのへりくつ！』と、言い捨ててぽいーっと放り出してしまった『問い』。なんか、学問って、知ること考えることってすごい。
工学、美学、数学、精神科学、歴史学、人類学、応用化学、法学、経済学‥。時には難しすぎ、時には笑ってしまったり。そして今まで見たことなかったドーナツが現れて胸がふるえることも。
知らなければ行き止まりだ。
今は全方向、無限に考えが広がっている。

今まで打ち捨ててしまっていたことがらを、もう一度拾い上げて見つめ直してみたくなります。
なにこれ、わくわくする！！！
「あたりまえ」がうち壊されて、この先のステージが現れました。
世界って何面まであるの？

ちょっと閉塞感を感じてる方におすすめしたいです。