本書は益田ミリさんの20年から23年までの日々を綴ったコミックエッセイです。

序盤はマスクを着用しているシーンがありますが、終盤はマスクをしておらずと、当時の状況の変遷も感じられます。

私は、コロナパンデミックが発生した20年を思い出しました。

旅行会社へ海外旅行の申し込みをしたがコロナウィルス大流行の為、泣く泣く初海外旅行を中止にしたこと。
フランスに留学中の友人からロックダウンの状況を電話で聞いたこと。
テレビで見た観光地の静けさなど。
20年は日々の暮らし方がガラリと変わる激動の1年だったことを鮮明に思い出し、僅か4年前の事なのに何か懐かしさすら感じてしまいます。

　毎日何もなかったという日はなく必ず何か起こるー今を大切に過ごそうと思える一冊でした。