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いつか読書をする人へ

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井上いつかがおすすめする本です。


啓文社スタッフ「井上いつか」による本のレビューです。井上いつかがお送りするコラム!
啓文社のスタッフであり、『本の虫』としても有名な「井上いつか」がオススメする本のコラムです。さて、今回はどんな本でしょう?

2024/05/24 更新

いつか読書をする人へ


井上いつかがおすすめする本です。


コミック

ショーハショーテン! ①~⑦

著者:原作:浅倉秋成 漫画:小畑健

出版社:集英社

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ショーハショーテン! ①~⑦

毎年12月。M-1グランプリの季節です。
うちには、テレビの前に座り、息を呑み、固唾を呑み、手に汗を握り、そして泣く人がいます。

…これって、お笑いの番組なんじゃなかったっけ???
と、毎度ちょっと引いてる。

芸人を目指す二人の高校生が主人公のこの物語。
主人公のコンビ「天頂片道切符」も大好きですが、他にもすごいコンビが続々出てきます。
わたしは「ガラスの靴が割れた」のビジュもネタも大好きです。ここからも活躍して欲しい!

漫才なのに、胸が熱くなる。奥歯を食いしばって読んでる。笑えるのに、目頭が熱くなる。
スポーツでも、音楽でもないのに青春が迸る!!
ひとつなぎの代秘宝を掴むために全力で駆け登る!!

畦道くんと太陽くんのコンビの強さの理由とか、やはりジャンプの主人公!という感じでかっこいいです。秘められし力が説得力ましましです。
高校生たちのきらめきももちろんですが、プロの芸人たちのカッコいいことといったら!!
そして原作の浅倉秋成さんのおまけのページがすごい。
リアルショーハショーテン!?はたまたバクマン。?かのようなこちらも熱いストーリーに高まります。相方じっちゃんとの顛末は…?
お笑いって、腹がちぎれるほど笑うもの。爆発してスカッとするもの。やられた!と痛快に感じるもの。まさか…!、とゾクッとするもの。ムカつきを通り越して愛しくなるもの。涙が出るほど笑い、そして泣けるもの。
続きが早く読みたい!!

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