目が覚めた瞬間から、疲れている。
そんな日がくるなんて想像もしていなかった。

きっと最初は気が付かないくらいの変化だったのだろう。
薄衣をそっと、肩に掛けられる。それが気が付けば幾重にもなっていて動くこともむつかしいように思う。
体の上からも、心のうちにも。
こうやってどんどん重くなっていくのが、生きるってことなのかなぁ。
なんだかまぶたまで重い。
眠るのが大好きで、睡眠こそが救いだと思ってきたのに、目覚めても回復ゲージがフルになっていない！なんなら大好きな眠りの世界にもなかなかゆけないし、たびたび浮かび上がってきてしまいます。状態異常？これが…加齢？うそ、これからずっとこうなの？

と、いうのが少し前までのわたしです。しかし、今は。

まぶたが、ひらり、と開く。
蝶が風に乗って飛び立つように軽やかに。
頭痛が、首や肩や腰の痛みが、どちらが天地か分からないほどのめまいが、手足のだるさが。
なくなった、とはいわない。けれどわたしから遠ざけられている。
わたしの体を優しく包む何かが、それらをわたしから遠ざけようとその手を突き出している。
いつもよりずっと痛みの和らいだわたしの背に、もう一方の手をそっと差し入れてくれて、わたしの体は舞い上がるようにベッドから起き上がった。
なにこれ…なにこれ！！
ほんとに！？
なにもかもがいつもより軽くって、ほっぺたも軽い。きっとほほえんでいる。
久しぶりに、ちゃんと元気になっているって感じました。
そして体への安心感があるだけで、心の中で思い悩むことのほとんどは気にならなくなるものですね。あれは不安から余計が生まれるのだなぁ。
普段パジャマは2セットをローテしているのですが、もうこれしか着たくなくて朝脱いだものを洗濯機にイン！帰るやいなやほかほかに乾燥が終わったものをすぐ着用！
夕飯の支度中にパン粉を切らしてうちから80ｍ先のコンビニまでそのまま買いに出かける。夜風がとろさらの服の生地を撫でていく。これを着ていれば無敵だ、と思う。このまま散歩に出かけたくなる。
本当は、仕事中も着ていたいくらいです。

この疲労回復ウェアを着て気づいたのは、わたしは、自分自身をずいぶん酷使してないがしろにしているということでした。
こういう、自身に優しいものをあげて、休ませて、古びたら磨いて繕って無理な稼働を控えて。
労わられたらわたしはとても喜びました。
疲れているのが普通ってあんまりよくない。
みんなきっと頑張り過ぎなんだと思います。
どうぞ、皆さま！この疲労回復ウェアを着て、とろとろの夢の海にゆっくりしずんでゆきましょう！
朝をお楽しみに。


※同じものを着用中の我が妹は『うん、けっこういいよ～！』ってあっさりした感想だったので、個人差、疲労差によるのだとおもうのですが(いや、若さの違い？？)、わたしは本当にこの疲労回復ウェアが気に入り過ぎて周りの人におすすめしまくってしまっています。
半袖、ショートパンツも入荷しました！
夏用に…欲しい！！