いい本だったと良い気分で読了した時、他の人はどうだろうとネットで検索してみたくなる。
概ね好評だが、なかに否定的な言葉をちらほら目にする。
人の感じ方は様々だ。
でも自分を悪く言われたようで、嫌な気分になり「もやもや」する。

逆に「最高傑作」とか「今年一番」と絶賛されると、それも違うと思う。
「人生が変わる」と表現されると、自分の読み込みの足りなさや感覚の鈍さを指摘されているようで、これまた「もやもや」する。
ネットの評価など読むんじゃなかった。

「仲よくなると、すぐファミリー扱いされる」、「上司が最新のカタカナ言葉を微妙に間違えている」、「夕飯がカップラーメンだと、子どもがめっちゃ喜ぶ」など、日々の「もやもや」を言葉にして気持ちを楽にしたいという方にお薦めの1冊。
読了後は巻末の「言葉にならない気持ちワーク」に、冒頭のエピソードのようにご自身の「もやもや」を書き込んでみてください。
救われます。