おすすめの本RECOMMEND
いつか読書をする人へ
井上いつかがおすすめする本です。
啓文社スタッフ「井上いつか」による本のレビューです。井上いつかがお送りするコラム!
啓文社のスタッフであり、『本の虫』としても有名な「井上いつか」がオススメする本のコラムです。さて、今回はどんな本でしょう?
2026/05/25 更新
いつか読書をする人へ
井上いつかがおすすめする本です。
フィクション
ある小説家の死からはじまる物語
著者:ほしおさなえ
「書く人」「作る人」「届ける人」、そして「読む人」すべてに届いてほしい。
ほしおさなえ、キャリア30年の到達点!
↑帯に書かれたこの言葉!「読む人」であるわたしもとっても嬉しいです!
「読む人」のわたしにとって、小説はなくてはならないものです。
わたしのすべてを揺るがす衝撃的なもの。
わたしだけの苦しみに寄り添ってくれるもの。
この先を進むための道しるべ。
嫌なことがあっても忘れさせてくれる楽しい場所。
運命の人のような、楽しい友達のような、様々な小説があります。
今まで読んでばかりであまり考えてこなかった。
物語を書く理由。
小説を書くということは、「書く人」にとってどういうことなのか。
大学で創作ゼミを担当する人気作家・時任先生の元に集まった学生たち。
「書く人」から見る小説というものがわたしから全然違って見えます。
読むことは、本当に効く薬のように思っているのですが、書くことでもいろいろな作用があるんだ…そして学生たちが書く小説がどれも違ってどれも読んでみたい!
そしてプロの小説家である時任先生。みんなが大好きな先生の小説はどこで読めますか!?
小説好きとして、小説の書き方、創作のアプローチの仕方や作風がみんな様々でとても楽しかったです。創作を身近に感じられて、書くことの楽しさを想像できました。
ひとりひとりの抱えた悩みや思いや苦しみが、他にはないたったひとつの小説になる。
え、人って、もしかして小説なんでしょうか?
わたしの中にも、なにか物語が隠れているかも…と覗いてみたくなりました!
