２０２０年最初にご紹介する本書はSDGｓをベースに落合陽一氏がこれからの３０年を俯瞰的に予測したものです。
画期的なイノベーションやテクノロジーによって「食料」「健康」「資源」「都市」「労働」がどのように変化するのか、「貧困」「教育格差」は解決できるのか、「環境」「エネルギー問題」はどうなるのか、多角的に分析・解説がなされています。それぞれの章の初めには諸問題について考える根拠となる統計情報の地図やグラフが用意されており、これらを眺めるだけでも未来を考える一助になるはずです。
「持続可能な世界の実現」のために１７のゴールを掲げたSDGｓは２０３０年の達成を目標としています。個人で、家庭で、コミュニティーで、自治体で、企業で出来ることを考えるキッカケに本書がなればと思います。まだ１０年ある？あと１０年しかない？