ハミザベス。ハムスターの名前です。
　栗田有起の小説は、主人公が、まず行動を始めるのが好きです。
　何かが解決するのか?そもそも、その行動が事態を好転させるのか??と思わせるような訳のわからない行動に出ます。それが面白くて、笑えて笑えて、次から次へと彼女の小説を読んでしまいます。
　行動の結果、何がどうなったのかもよくわかりませんが、彼女の小説を読むと何でもいいから（傍から見たら爆笑でもいいから）、人生は時々行動を起こすべきだな、と思える本です。