恋愛小説があまり好きではありませんでした。
ほとんどが、主人公が恋人を失ってしまう悲しい物語だったからです。
「ハピネス」も、彼女が心臓の病気を抱えているお話です。
この本を読んで、初めて今まで読んだ恋愛小説は、主人公が恋人を失う物語なのではなく、主人公が恋人と共に生きたお話なのだという事に気が付きました。
彼女のウルトラキュートな生き様は、まさに「ハピネス」です。
「ノルウェイの森」より、「世界の中心で、愛を叫ぶ」より、この「ハピネス」が好きになりました。
めちゃめちゃ愛しい本です。