部屋の掃除をしていたら、２００５年の読書日記が出てきました。
約１ヶ月間しか書かれていない事に笑ってしまいました。

１月３日（月）「真夜中の五分前　ｓｉｄｅ－Ａ，ｓｉｄｅ－Ｂ」本多孝好
・ 人を愛するという事がまた少し怖くなった。ｓｉｄｅ－Ａでは好きになれなかった主人公を、ｓｉｄｅ－Ｂの後半でやっと受け入れることができた。

１月４日（火）「ブリジット・ジョーンズの日記　きれそうな私の１２ヶ月　上・下」
・ 本当は皆、こんな風にみっともない女たちなのかも、と周りを見て思った。ダイエットをしなくては！という強迫観念にかられた。読み終えた後に。
１月６日（木）「蹴りたい背中」綿矢りさ
・ にな川の部屋を想像すると、やけに部屋をきれいにしたくなった。自分がもう高校生じゃない事に心からほっとした。

１月６日（木）「黙って行かせて」ヘルガ・シュナイダー
・ きっと今も、同じような事はどこかで起こっているし、過去の事だ、と言えない人も大勢いる。知らないふりをしてはいられない。

１月７日（金）「落下する夕方」江國香織
・ 男の人に読ませたら、どう思うのだろうと思った。お風呂の中で、お風呂のシーンを読むのは、あまり気分の良いものじゃない。

１月８日（土）「ぼくの小鳥ちゃん」江國香織
・ なにげない日常にとても安らげる。強い孤独のにおいがするとしても。

１月１０日（月）「グラスホッパー」伊坂幸太郎
・ 悪党は、こらしめられたんだろうか。スズメバチがよかったと思う。
１月１０日（月）「溺れる市民」島田雅彦
・ 感覚的に、よくわからない所が多かった。放火魔の話しが好きだ。何冊かこの人の本を読んで、文体や作風を徐々に受け入れられるようになってきた。

１月１０日（月）「そして、アンジュは眠りにつく」島田雅彦
・ 切り取られる話しが多い。なぜそんな話を書くんだろうか。

１月１５日（土）「板谷バカ三代」ゲッツ板谷
・ 夜中に声を上げて笑ってしまった。でもけっこーヘビーだ。

１月１７日（月）「優雅な生活は最高の復讐である」カルヴィン・トムキンズ
・ 本当にそうだと思う。わたしもそうでありたい。

１月２９日（土）「小説家のないしょ話」瀬戸内寂聴・山田詠美
　　　　　　　「素子の読書あらかると」新井素子

２月１日（火）　太陽と毒ぐも　角田光代
・ 自分の弱点に気付かされた。

・・・以上で終わっている読書日記。人に読ませる気が全くない書き方だったので、あからさまな感想が多いです。再読している本もすごく多い！！
伊坂幸太郎と島田雅彦とゲッツ板谷は、彼氏からの課題図書です。なんだかあまり、気に入ってないようです。
思ったより読書量が少ないのに安心しました。
このホームページの読書感想文は、長く続けられるよう頑張ります☆☆