小学六年生の時に学校の図書館で「緋色の研究」に出会って以来、名探偵が登場する物語に引き寄せられてしまいます。この小説もタイトルを見て、必ず読むぞ！と、決めていました。
　舞城王太郎の小説は名探偵がうじゃうじゃ出て来るところが大好きです。
　その中でも、今、わたしが一番好きな名探偵は・・・

　桜月淡雪です！！

　きゃ～っ☆

　彼は、舞城王太郎の「阿修羅ガール」に登場する人物です。「阿修羅ガール」を読んで以来、わたしは淡雪サマのとりこになってしまいました。肩まで伸ばした艶やかなO・TA・KUヘアー、大福もちのように滑らかでもっちりしたフェイス、Tシャツをパンツにインしたスタイリッシュさ着こなし・・・。
　いいえ、彼の素敵な所は見た目ばかりではありません。彼の包み込むような優しさ、穏やかさ、でへ～ととろける笑顔に
世界中の乙女がメロメロになる事間違いなしです！
　「ディスコ探偵水曜日」に脇役で登場していたので、主人公のディスコ・ウエンズデイそっちのけで淡雪サマの事ばかり書いてしまいました・・・。この小説でもまたひとり、素敵な名探偵を見つけました。
　その名は「水星C」です。
　淡雪サマ、ルンババ12に続いて、「マイ・フェイバリット・舞城王太郎小説の名探偵」第3位にランクインしました。
　この本を読んで、お気に入りの名探偵を選んでみてください。なにせうじゃうじゃ出て来ますから選び放題ですよ。