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いつか読書をする人へ

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井上いつかがおすすめする本です。


啓文社スタッフ「井上いつか」による本のレビューです。井上いつかがお送りするコラム!
啓文社のスタッフであり、『本の虫』としても有名な「井上いつか」がオススメする本のコラムです。さて、今回はどんな本でしょう?

2010/05/17 更新

いつか読書をする人へ


井上いつかがおすすめする本です。


フィクション

いずれは死ぬ身

著者:柴田元幸 編訳

出版社:河出書房新社

いずれは死ぬ身

 相変わらず、てんやわんやの日々が続いています。

 15分、30分の細切れのお昼寝時間を狙い、家事をねじ込む毎日。夕方になるとその間隔はさらに短くなり、お米を研いでは泣き声に呼び出され、野菜を切ってはまた抱っこをし・・・。
 それでもどうしても本が読みたいので、エッセイや短編集を隙を見ては読んでいます。掃除機をサボって15分読書。アイロンをサボってまた読書・・・といった具合です。(隙を見ているとは言えませんね☆)

 この17人の作家の短篇が収められた本、トム・ジョーンズとポール・オースターが読みたくて手に取ったのですが、他のものもどれも面白い!何度も繰り返し読んでいます。
 今日は久しぶりに「盗んだ子供」を読み返しました。そして、しまった!と少し後悔。
 大好きな話なのですが、読んでいると赤ん坊の泣き声に耳を塞ぎたくなるような物語なのです。
 本の中でも、外でもかぁ・・・。

 「いずれは死ぬ身」そう思うとそれぞれ、生きている様がくっきりと浮かび上がってきます。
 しんどい事、楽しい事、いろいろあるから面白い。
 自分の日々も、これからもじっくり楽しもうと思います。

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