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いつか読書をする人へ

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井上いつかがおすすめする本です。


啓文社スタッフ「井上いつか」による本のレビューです。井上いつかがお送りするコラム!
啓文社のスタッフであり、『本の虫』としても有名な「井上いつか」がオススメする本のコラムです。さて、今回はどんな本でしょう?

2012/08/19 更新

いつか読書をする人へ


井上いつかがおすすめする本です。


フィクション

ダース・ヴェイダーとルーク(4才)

著者:ジェフリー・ブラウン

出版社:辰巳出版

ダース・ヴェイダーとルーク(4才)

 小さい子どものこんな夢をよく聞きます。

 「おおきくなったら仮面ライダーになりたい!プリキュアになりたい!」


 わたしも小さい頃、テレビを観ながら憧れていたものがありました。

 「大岡越前か、ハン・ソロのお嫁さんになりたい!!」

 ・・・・・・。


 表紙のイラストだけできゅんとしてしまうこの絵本。
 あの恐ろしいダース・ヴェイダーが、幼いルークに翻弄されまくっています。
 あのヴェイダー卿ですら、自分の子どもにはお手上げなのだから、わたしなんかが息子の奴隷状態になっているのも仕方がないよな~、えへへっ☆・・・と、読むと自分に言い訳ができます。


 元の映画ではありえないシチュエーション。ほのぼのしたり、元のストーリーでの彼等を思い出して少し切なくなったり。
 男の子って、お父さんが好きなんですよねぇ、不思議と。


 息子に振り回されていらいらしがちな毎日ですが、外からみると、こんなにもほほえましい、言うことを聞かない男の子とそれに付き合うお父さん。

 わたしも、もうちいと辛抱してあげよう。うんうん、きっとかわいい・・・?はずだから。


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