ＲＤＧシリーズ最終巻です！！


　最終巻だけれど、物語はぜんぜん終わりではありませんでした。読み終えた後、その先が気になって仕方がありません。


　あんなに怖がりでか弱い、小さな女の子だった泉水子ちゃんが、しっかり顔を上げ、自分で立ち上がっている。
　周りの人たちとつながろうと、未知の世界に踏み出して行きます。彼女が未来を形作ってゆくことが、人類滅亡の未来を防げるかに深く関わってくるのです。


　新しいことを始めるのはとても勇気がいることです。人類の未来を背負っていなくても。
　でも、泉水子ちゃんの頑張りを見ていると、勇気がごんごん湧いてきます。


　わたしはもう、すっかりこの世界に慣れてしまったけれど、自分のなかにまだ真っ白なページがいっぱいの少年少女たちに、これを読んで勇気をごんごん受け取って欲しいです。


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