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いつか読書をする人へ

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井上いつかがおすすめする本です。


啓文社スタッフ「井上いつか」による本のレビューです。井上いつかがお送りするコラム!
啓文社のスタッフであり、『本の虫』としても有名な「井上いつか」がオススメする本のコラムです。さて、今回はどんな本でしょう?

2014/02/27 更新

いつか読書をする人へ


井上いつかがおすすめする本です。


フィクション

GOSICK ゴシック RED

著者:桜庭一樹

出版社:角川書店

GOSICK ゴシック RED

 この本を読むのは、実はほんの少し怖かったのです。


 完結した物語のその先。それはいつもすごくすごく知りたいと願っているのだけれど、本当に知ってしまったおしまいというか、なんだかがっかりしてしまうんじゃないかと心配で。

 囚われのヴィクトリカだからこそ、その運命に抗うために戦う姿が恐ろしく、美しかったのに。
 自由を手に入れてしまったら、灰色狼の鋭い牙は抜け落ちてしまうんじゃないだろうか。

 そんな風にちらっとでも考えてしまったわたしは、その牙で喉を切り裂かれてしまってもしかたがない!
 本当にごめんなさい!許してくださいヴィクトリカ!!

 狼が放たれたのはのんびりと寝て暮らせる動物園みたいな場所ではなく、本物の野生の世界でした。
 その危険な世界を自由に駆ける狼の美しく獰猛な姿や、かたくなだった心の奥が、ちらちら見えちゃうことのかわいさといったら、もう最高です!

 これからもっとヴィクトリカと一弥が見られるのが楽しみ過ぎています☆


 今、感想文を書く為に軽く読み返していたら一弥のイメージが羽生結弦くんになってしまいました・・・☆★



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