「ほんは、こころのえいようです！！」

急に４歳男子が言うので、そうなの？と聞き返すと、
「どうしてほんは、こころのえいようなの？」と質問返しにあいました。

君が言ったんじゃないの…と思いながらもいつもの調子で思い付いたままに返事をします。

「体が大きくなるために、ご飯を食べて栄養を摂るでしょう？本をたくさん読むと、心が大きく、強くなるんだって。」

あれ？今わたしすごくいいこと言ったかも！息子は自分が聞いたくせに、もう上の空であまり聞いていません。珍しく母がいいこと言ったんだから、ちゃんと聞いてて�・っ！


『ほんは、こころのえいようです』
これは、どんぐりしょてんに掛かっている看板に書いてある言葉です。
絵本って、文章以外の所にもいろいろ物語があって面白いですね。
絵本の中のお店に並んでいる本の題名をひとつひとつ読んで、どんな本だろうね、とふたりで想像しています。


この絵本には、同じ書店員として感動し、自分の至らなさに反省させられました。
どんぐりしょてんの皆のように、もっとお客様に寄り添った接客を目指したいです。
書店の仕事は、本を売るだけではなく、読書の楽しさをお客様に伝えることなんですね。


どんぐりむらシリーズが５周年ということで、本の帯と カバーを切り取って、どんぐりしょてんのペーパークラフトが作れる付録が付いています。

これ、ものすごく可愛いです！！
今うちではほんやさんごっこブームです。
ペーパークラフトで毎日『いらっしゃいませ�・』とご機嫌の息子。
仮面ライダー鎧武とレゴのダース・ベイダーがお得意様のどんぐりしょてん…。
一体どんな本買うんだろ。


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