おすすめの本RECOMMEND
いつか読書をする人へ
井上いつかがおすすめする本です。
啓文社スタッフ「井上いつか」による本のレビューです。井上いつかがお送りするコラム!
啓文社のスタッフであり、『本の虫』としても有名な「井上いつか」がオススメする本のコラムです。さて、今回はどんな本でしょう?
2014/10/30 更新
いつか読書をする人へ
井上いつかがおすすめする本です。
フィクション
頭のいい子を育てるおはなし366
出版社:主婦の友社
毎晩、必ず読む本があります。
お誕生日におじいちゃんおばあちゃんにもらったこの本。昔話から、伝記や小説の抜粋、詩など様々なジャンルのお話が366話も入っています。
読んだらシールをカレンダーのページに貼るようになっていて、まずそこからして夢中に。今日のシール貼るの!とノルマをこなしております。
普段からしょっちゅうめくっているのか、気付けば『こわい話』のページは折って閉じられていて読めないようにされています。
怖い話ではないページでも、なぜか赤ずきんがぺロー版のものが収録されていて、赤ずきんちゃんが狼にバリバリ食べられてしまって終わり…とか、カフカの変身を短くまとめたものなど、『こわい!』や『どうして??』と眠る前の絵本タイムが、最近とってもスリリングです。
タイトルにある『頭のいい子を育てる』効果があるかはまだわかりませんが、3月から読み続けた結果、息子があることを始めました。
自分で、366日の本を作る…!!
ええ�・…、なんて壮大な(めんどくさい)プロジェクトなんだ!366話なんて、ディアゴスティーニの分冊百科でも見たことがありません。
彼が語る物語を速記する日々が始まりました…早く飽きないかな?
今のところ12話まで出来ています。わたしが好きなのは『アットリート・ペルカ』『鎧武とフォーゼといいどろぼう』『おこめのかみさま』です。
内容はほとんどが前日に呼んだら話のパクり…インスパイアされたというか、オマージュ作品となっております。