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いつか読書をする人へ

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井上いつかがおすすめする本です。


啓文社スタッフ「井上いつか」による本のレビューです。井上いつかがお送りするコラム!
啓文社のスタッフであり、『本の虫』としても有名な「井上いつか」がオススメする本のコラムです。さて、今回はどんな本でしょう?

2016/11/13 更新

いつか読書をする人へ


井上いつかがおすすめする本です。


フィクション

ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部

著者:J・K・ローリング、ジョン・ティファニー&ジャック・ソーン

出版社:静山社

ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部

『ハリー・ポッターと死の秘宝』から19年後、3人の子持ちとなったハリーが、2人目の子供をホグワーツ魔法学校へと送り出すところから始まるこの物語。

舞台の脚本、ということもあって一瞬読むのをためらったのですが、全く問題なく物語の世界に入り込む事ができました。
場景や人物の心理描写がない分、物語の展開がスピーディーで、今まで以上に息つく暇もないドキドキのストーリーになっています。

最後までお付き合いした、ハリー・ポッターシリーズでしたが、ハリーやほかの登場人物に共感できないところがあったり、ラストのカップリングのその後が心配で、いろいろもやもやを抱えてたままになっていました。

あれから、19年!!

ハリーのあんまりな大変っぷりに、ついつい優しい気持ちになってしまいました。まぁ、彼も昔ほど頑なではなくなっていて。
そして今回ロンの素敵さに初めて気がついてびっくりしています。

なにより、今回物語の中心となるハリーの息子の新しい冒険に、胸ときめかずにはいられません。

ずっと気になっていた、わたしの好きな人物のその後が知られたのも嬉しいです!
この本は、その後が気になっていた方にぜひぜひ読んでいただきたいです。

すごくすっきりしましたし、なによりとても面白かった!
続編を希望します!





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