ケンジとシロさんが、もう付き合って13年目になる…！！

何気ないセリフのひとコマに打ちのめされてしまいました。

13年も一緒に暮らしていて、こんなに丁寧な夕食を作り、ふたりの食卓にお互い言葉をつくしている。
望みも、誤解も、苛立ちも、食卓の上で丁寧に解きほぐして伝え合おうと努力している。

うわわわ、と思わず今までの日々と身の回りを振り返って反省しています。

一緒に長く暮らしていて、当たり前になりすぎてしまっていた、すっかり甘えて相手の気持ちや考えについて思いやる気持ちを忘れていた…かも…？

ずっと一緒にいるから
結婚しているから
子どももいるから、と思考停止してしまっていてはいけない。より良い相互理解、言わねば、聞かねばわからない。

シロさんの毎晩作る丁寧な食卓の意味、それを毎日食べるケンジが、一品ごとに感想を言ってくれること。

人と暮らす、誰かと生きる極意のような気がします。