レオ・レオーニ展に行きました。

わたしが一番好きな絵本は『コーネリアス』

たまごの中から、笑ったような得意気な顔をして、二足歩行で登場するワニのコーネリアスが最高にかわいいです。

他のワニと違っていても、全然気にしないコーネリアス。
違いを理解してもらえなくて、でも落ち込むどころか怒って出ていく自信家のコーネリアス。

自分より優れたところを認めて教えを請う素直なコーネリアス。

大きなワニの口が、いつも笑っているみたいで、読んでいて元気になれます。

息子が一番好きなのは『ペツェッティーノ』
自分が誰かの部品のひとかけらだと思って、自分の役割を探しにいく小さなかけらの物語です。
自分をとるに足りない存在だと思っていたけれど、実は…？？

夫が一番好きなのは『フレデリック』
仲間の野ねずみたちが、冬に備えて一生懸命木の実や麦を集めているのに、寝ぼけ眼でぼんやりしているフレデリック。
アリとキリギリスのキリギリスと、フレデリックは違うのだろうか？うーむ。

二人が選んだ本が、なんだか彼らっぽかったので笑ってしまいました。

能天気なコーネリアスも、ちょっとわたしっぽいでしょうか…？