おすすめの本RECOMMEND
いつか読書をする人へ
井上いつかがおすすめする本です。
啓文社スタッフ「井上いつか」による本のレビューです。井上いつかがお送りするコラム!
啓文社のスタッフであり、『本の虫』としても有名な「井上いつか」がオススメする本のコラムです。さて、今回はどんな本でしょう?
2021/01/14 更新
いつか読書をする人へ
井上いつかがおすすめする本です。
フィクション
マナーはいらない 小説の書きかた講座
著者:三浦しをん
出版社:集英社
小説を「書く人」「書きたい人」へ
文章が楽しく書けるようになる爆笑エッセイ!!!
文章の基本である、推敲のしかた、枚数感覚やお話の構成、人称、比喩表現やセリフの戦法。そして、お話作りの情報収集、取材方法や、タイトルのつけ方、そして、プロデビュー後の心構えまで!
小説を書く、ということはこんなにも小説について考え、考え、考え抜くことなんだとなんか府に落ちました。
好き。もっと知りたい、深くわかりたい、たどり着きたい。何かを作り続けるといくことは、こんなにも深い思いと情熱を帯びた、愛しているっていうことなんだろうな。苦しみと喜び。
そしてなぜか、小説への愛と同じぐらいの熱量で語られる、某映画シリーズの話!これが、小説を生み出せる情熱の源なのか…!!
わたしのほとばしる情熱ってなんだろう…
夫はなんか、バンドやミュージシャンの話になるとうるさい。
あのバンドは自分にとってのドリームチームだ、とか、ポールの新曲がどうだこうだ!とか、誰々がYouTubeで某とコラボしてる!とか…(聞いていないので詳細不明)
同じアルバムのCDとレコード両方を持っていることを子どもに指摘されてぎくっとしてる…(別にお好きに)
そういえば、読み終えた小説のあらすじやセリフの細部に至るまで、激しく狂おしく語り続けてしまうのだった。お風呂やトイレの扉の前まで着いていってしゃべりまくります。後でね!ってぐいーって押し出されてしまった後も。
読む愛か…!!毎日楽しいけど、なにか役に立つかな…。