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井上 剛 がおすすめする本です。
啓文社全店のスタッフが不定期に更新する「スタッフおすすめ」コーナー。 最新書き込みから順次表示しています。
2021/09/17 更新
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井上 剛がおすすめする本です。
ノンフィクション
オノテツの車窓から 時空を旅する尾道鉄道沿線紀行
著者:林良司
出版社:尾道新聞社
2021年11月15日にて啓文社全店舗、完売いたしました。
今後のお取り寄せができませんので、あしからずご了承くださいませ。
925年に尾道-石畦(いしぐろ)間で開通、翌年に御調郡の市(いち)まで延伸した尾道鉄道。1957年に石畦-市間、1964年に尾道-石畦間が廃止されるまで40年弱「オノテツ」の愛称で市民に親しまれました。
今ほどカメラが普及していない時代に残された沿線の貴重な写真資料と当時の事を知る人々の証言を丹念に集め、半世紀以上前に廃線になり記憶が薄れていくオノテツを辿る本が刊行されました。
表紙と裏表紙、そして付録封入されている木頃本郷駅の絵葉書にはAI技術と人間による色補正をかけたカラー写真が使われており、オノテツが今まさに尾道を走っているかのよう。このカラー写真が好評で、収録されている本編白黒写真もカラー化を進め1冊にまとめる計画もあるとか。
とにかく尾道の失われた風景が満載で見ていて飽きません。
オノテツの小さな旅へ、いざ出発進行!