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Slow Books ~コトバのあや~

Slow Books ~コトバのあや~

高垣亜矢がおすすめする本です。


日本人が奏でる『コトバの音符』。言葉が織りなす模様“言葉の文(あや)”日本人が使う巧みなコトバ、本の中に見え隠れする「コトバのあや」
本をじっくりと読んでいると、その中に光る作者の巧みなテクニック。高垣亜矢さんの視点で捉えた“コトバのあや”を紹介します。

2010/08/13 更新

Slow Books ~コトバのあや~


高垣亜矢がおすすめする本です。


フィクション

小さいおうち

著者:中島京子

出版社:文藝春秋

定価:1,660円

小さいおうち

 2010年上半期直木賞受賞作。
 赤い三角屋根の家で美しい奥様と過ごした女中奉公の日々を振り返るタキ。そして60年以上の時を超えて、語られなかった想いは、現代によみがえり…。

 タイトルの響きに、バージニア・リー・バートンの絵本を思いだした方もいるのでは?
 戦前・戦中の市井を描いた歴史小説。日々の生活を営む女性の視点から、その時代のゆがみをあぶりだす。あの戦争は何だったのか?を思う夏にこそ読みたい一作です。

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