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Slow Books ~コトバのあや~

Slow Books ~コトバのあや~

高垣亜矢がおすすめする本です。


日本人が奏でる『コトバの音符』。言葉が織りなす模様“言葉の文(あや)”日本人が使う巧みなコトバ、本の中に見え隠れする「コトバのあや」
本をじっくりと読んでいると、その中に光る作者の巧みなテクニック。高垣亜矢さんの視点で捉えた“コトバのあや”を紹介します。

2011/10/21 更新

Slow Books ~コトバのあや~


高垣亜矢がおすすめする本です。


フィクション

紅梅

著者:津村節子

出版社:文藝春秋

定価:1,200円

紅梅

 作家•吉村昭氏の一年半にわたる闘病生活と壮絶な死を、妻で作家でもある著者が冷静な目で見つめ、作品として昇華させた衝撃作。第59回菊池寛賞受賞。

 一つ屋根の下に物を書く人間がいるのは地獄だと、先輩作家に揶揄されてもその生活を四十年続けてきた二人。また妻は、締切に追われ満足に看病ができない自分を“小説を書く女なんて最低だ”と責める。それでも書くことを選んだのは作家としての使命感。夫から受け継いだバトンを落とすわけにはいかない、と。
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