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Slow Books ~コトバのあや~

Slow Books ~コトバのあや~

高垣亜矢がおすすめする本です。


日本人が奏でる『コトバの音符』。言葉が織りなす模様“言葉の文(あや)”日本人が使う巧みなコトバ、本の中に見え隠れする「コトバのあや」
本をじっくりと読んでいると、その中に光る作者の巧みなテクニック。高垣亜矢さんの視点で捉えた“コトバのあや”を紹介します。

2012/03/24 更新

Slow Books ~コトバのあや~


高垣亜矢がおすすめする本です。


フィクション

紙の月

著者:角田光代

出版社:角川春樹事務所

定価:1,575円

紙の月

 “だれか私のしていることを暴いて”―わかば銀行から契約社員•梅澤梨花が1億円を横領し、海外へ逃亡する。彼女は逃げ切れるのか―?梨花とその夫•正文、そして光太。3人を中心に物語は進行する。しかしこれが物語だと誰が決めることができるだろうか。“私はすでに、川を渡ってしまったのではないか”―でもまた架かる橋を見つけられたならもう一度生き直せる。はたしてその橋を紙の月は照らし出せるだろうか。
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